サイ子の徒然

日々の暮らしの中で感じることなど……

子どもとの思い出、とは。

このブログに
教科書を比べた「親子対決」をUPしたとき、
その息子は中学生でした。

いまや、社会人2年目。
10年なんてあっという間です。
久々帰省し、車から降りてきた息子が
完全に「おっさん」に見えてしまって、かなり悲しいです(笑)。

昨日も断捨離続行中でした。

子どもとの思い出として
たくさんの本を保存していました。
時代が分かるようにと、
「めばえ」「マミイ」「たのしい幼稚園」「てれびとあそぼ」などなど
各1冊ずつは残していました。

その現場に通りかかった息子に
「ほら、これ懐かしいやろ?」
と声をかけたら
「そのキャラたちは知ってるけど、覚えてない」
との返事。

ああ、そうなんだ〜

懐かしいのは私だけなんだ〜。
子どもにとって思い出でないなら、
このまま残して誰が喜ぶ?
その本を手にとって
「ああ、おかーちゃんに読んでもらったな〜」
と思えないなら、もう私が頑張って残す必要もないか。
どうせ、私もこの段ボール箱を開けて、
毎日「懐かしいなあ〜」なんて読むこともないだろうし。
てか、過去の思い出に慰めてもらいながら
生きる人生なんて送りたくないし!

じゃあ、基準は決まりました。

「なあなあ。これ捨てる本やけど、
 残しといて、と思ったら反応してや。」

本がぐっと減りました。
それでいいと思います。

思い出は胸に刻まれた分だけで十分。
過剰に思い出しても、どれ一つ戻ってこない。

さあ、今日も頑張ります。