ちゃうやろう?
朝から、クラッチレバーの交換をしようと表に出た。
後ろから出勤前のひとときを過ごしていた旦那がついて出てきた。
「これからクラッチレバーを直すわな。」
「え?そこ?俺、短いって言ってたの、足やで。」
……それ、「レバー」じゃなくて「ペダル」だからっ!
「それの方やったんか〜。でもそれは初めからその長さやしな〜」
「シフトアップするときはいいんやけどな……」
動作も交えながら、話すこと話すこと。
もう解説はいいです。私作業、したいんですけど。
話を切ったら、作業も見ないで引っ込んでしまいました。
一応旦那、技術屋系なんですけどね。
いつも若い者に「作業は見て覚えろ」って説教しているらしいんですけどね。
……あんた、自分でクラッチ直す気、さらさらないやろう?
自分はクラッチレバーを曲げるようなヘマはしないとか思ってるんやろう?
まあ、旦那が横について、
「それちがう」
「ちょっと貸してみ?」
とか言ってくるのも面倒くさいので、
興味を持たれなくてよかったことにします。
人生、前向き、前向き。
まあ、ブレーキフルードをブレーキオイルと言っていた私は
「目くそ鼻くそ」ですけどね。
PS:北の大地バッグに入れておいてくださったレバーを使いました。
ありがとうございました。