サイ子の徒然

日々の暮らしの中で感じることなど……

OHPをご存じですか?

「オフィシャル・ホーム・ページ」
ではありません。

ご経験がおありの方って、
多分、30代より上の方だと思うのですが、
会社や学校で、
透明シートに書かれた文字や図を
影絵の要領でスクリーンに大写しする機械です。

そう「オーバー・ヘッド・プロジェクター」です。

ネットで検索しても、メーカーではすでに「販売終了」です。
つまり生産はとっくの昔に終了していて、
在庫も0と言うことです。

でも、あれ、とっても便利じゃないですか?
多分、もうどこの会社や学校でも、邪魔者扱いされていると思います。
だって、プレゼンは、いまやパソコン直結のプロジェクターでしょう?

いい機械なのにね……。
ものすごく、楽に図表がかけるのにね……。
その場で直ぐに、書き込みができるのにね……。
そんなに最先端のITってありがたいものなんでしょうかね……。
機械音痴でも、アナログでプレゼンできるのに……。
職場でOHPが使いたいと言ったら、
ものすごくへんな顔をされます。
あんたがいいなら止めはしないよ、みたいなスタンスです。
「今の時代に、ご苦労なことで。」
と呆れられます。

カセットテープおよびデッキは、
CDやボイスレコーダーが現れたにもかかわらず、
未だ滅びることなく市民権を得ています。
なのに、OHPはどうして廃れてしまったのでしょうか。

廃墟マニアがいるように、
私も、今日から廃OHPマニアになって、
廃れゆくOHPを愛で、そして、復権を目指して
せめて、日本で最後のOHPが処分されるまで
その有用性を伝えていきたいなあと思います。

あはは、こんな片隅のブログで語っていても、
どんな力にもなりませんけどね。

「OHP知ってるよ。」
「そういえば、使ったことあるな。」
「そんな”かぶき者”が日本に1人ぐらいいてもいいんじゃない?」

と思われた方、
心の中で応援してください。
たとえ、賛同者がなくても、
私はこれからも「OHP」を愛していきます。←ご勝手に(笑)。