ちょっとノスタルジックなアニメについての…(その1)
「科学救助隊テクノボイジャー」というアニメをご存じでしょうか。
私が高校生ぐらいの時ですから、
かれこれ30年ぐらい前の作品です。(1982年だそうです)
このOPにナレーションが入ります。
「西暦2066年。
人類はかねてからの念願であった世界連邦を形成した。
そこには人々が望んでいた平和な生活があった。
しかし、頂点に達した科学技術はときとして想像を絶した事故をもたらし
科学犯罪も大型化して新たな脅威を作りつつあった。
そうした中で世界連邦は地球の平和と安全を守るために
テクノロジーの粋を集めた科学救助隊テクノボイジャーを編成した。
この物語はここにはたらく5人の若者の活躍を描いたものである。」
当時は、何も思わなかったこの口上に
最近、ふと思ったことがあります。
「世界が一つになることは、人類のかねてからの念願だったんだ……」
なんか、そうは思えませんよね、今の世の中を見ていると。
一つになりたがっているのではなくて、一つにしたがっているという感じです。
でも、本当に一つになれば、争いなんか起こらなくなるのかな、
なんて、ちょっと青春のように思ってしまいました。
アニメの人気は、そんなになかったんじゃないでしょうか。
コンセプトが、地味ですから(笑)。
巨大な敵を倒す派手な武器も技もないし、
自分が一番になるために苦労するわけでもない、
ただ、人々を危機から救う、それだけなんです。
大事なことがテーマになっていますが、
すばらしいことが必ず褒めそやされるとか
たたえられて拍手喝采されるという訳ではないでしょう。
でも、少なくとも、OPの曲はかっこいいです。
いつもカラオケで歌っています。
おすすめです。