自分のこだわりが、必ずしも万人に受けるとは限らない……
別に開業するのではないけれど、
娘が処分すると言った本類の中に
「カフェを開業するための本」
が3冊出て来たので試しに読んでみた。
内2冊は、「カフェって自分の趣味を盛り込めて、本当にステキな空間。いい仕事」的な内容で、私にはアウトオブ。
最後の文字ばっかりの本は、
開業のためにどれだけのプロセスを経たかという、指南書。
雰囲気だけでカフェを開業したのではないところが
鬼気迫る感で(文体はやさしくて、全然問題ないですが、内容は怖い:笑)
何も知らない人が考えるカフェ開業とは立ち位置が違う、ホンマに凄い本だった。
その本を読んでいたせいか……
地元に開店するお店をみると、
「甘いな……」
と感じたりする。←おのれ何様(笑)?
とにかく、お客様目線の研究が甘いと思う。
どの客層を狙っているのかという点が全然見えてこない。
「本場の味を地元の人に」というコンセプトなのに
違いの分かる、ちょっとお金を出しても食べたいという人が来ても
駐車場がないとか、どうなん?
とか
「みんなでワイワイできる」というコンセプトなのに
ワイワイ出来るメニューがないのどうなん?
とか
道の駅に来てるのは地元民ではないんだけど、そういうのに金を落とすの地元民じゃないんだけど?
とか
……なんだかなぁ……って感じ。